児童発達管理責任者とはどんな仕事?仕事内容や特徴についても解説

コラム

2023/12/12

 

児童発達管理責任者は児発管とも呼ばれ、障がい・発達支援における現場のリーダー的存在です。

児童発達支援施設には必ず1名以上の配置が義務付けられています。

ここでは児童発達管理責任者がどういう仕事なのか、またどうやったらなれるのか?など

解説していきたいと思います。


もくじ

児童発達管理責任者とは

児童発達管理責任者の仕事内容

児童発達管理責任者の働き方

まとめ


児童発達管理責任者とは

児童発達管理責任者は、子どもたち一人ひとりに合った支援計画を作成し、その計画に基づく支援や療育が適切に実施されているかを監督する重要な役割を持ちます。この職は、支援の質を保つために、個別のニーズに応じた計画書の作成だけでなく、実際に計画された活動が効果的に行われているかを確認し、継続的な改善を目指します。また、職場での実践者への指導や助言も重要な仕事の一部です。

 

この専門的な責任を果たすためには、特定の資格が必要であり、その資格を取得するには相応の実務経験が求められます。この経験は、職種や持っている他の資格によって、3年から10年の範囲で異なります。資格取得のプロセスには、基礎研修と実践研修の二段階があります。基礎研修は、必要な実務経験年数の2年前から受講することができ、その後2年間の実務訓練(OJT)を経て、実践研修に進みます。これらの研修を終えると資格が授与されますが、保持している資格を更新するためには5年ごとに研修を受ける必要があります。

 

実際には、長年の経験を積んだベテラン職員がこの資格を取得し、児童発達管理責任者としての役割を果たすことが多いです。彼らはその経験を生かし、児童の発達を支える計画の策定と実施の質を高めるための中核となります。この責任ある立場は、専門性が高く、子どもたちの成長に大きく寄与すると同時に、職員の指導者としても機能します。



 

児童発達管理責任者の仕事内容

 

前述したように、児童発達管理責任者は利用する児童の発達や成長に合わせ「個別支援計画書」を作成します。

そしてその計画書に基づいた支援がきちんと行われているかどうかを管理することがメインの仕事内容です。

 

まず、「個別支援計画書」とは、児童ひとりひとりの状態・課題に基づいて作成される

支援の方向性や内容を決めるものです。

この計画書に沿って児童のサポートを行いますが、障がい児支援の施設は専門的なサポートが必要な児童が

利用するものかつ、ひとりひとりの児童がもつ障がいの程度や内容は異なるため、

支援内容もそれぞれに沿ったものとなります。

児童の心身の発達における課題をしっかりと把握し、保護者のニーズとも照らし合わせて目標を設定し、

その目標を達成できるよう支援の大筋を決め、更に細かい支援内容も組み込んでいき、計画書を作成します。

また、児童が通う学校の教育支援計画ともできるだけ連携をして作成することも求められます。

大変技能と配慮の求められる職務といえるでしょう。

 

計画書の作成以外の業務ももちろん行います。

例えば、保護者との面談もその一つです。

児童の支援や療育がより良く、より円滑に行えるよう、保護者と良い関係を構築することも必要です。

保護者が不安や悩みを抱えた際、専門的な視点でアドバイスを行うことも求められる役割です。

 

事務作業や雑務については施設によって内容が異なります。

また、職場によっては現場に入ることもあり、自身で作成した計画書に沿い支援・療育を実践します。



児童発達管理責任者の働き方

児童発達管理責任者として職務を行うためには、支援計画を立てるために「物事を客観視し評価をする」能力が必要です。

児童ひとりひとりが必要とする支援はそれぞれ異なりますので、それを客観的な視点から評価し

計画を立てる能力が必要不可欠です。

また、計画書の作成とは別に、保護者の相談対応や学校などの関係機関との連携、

職場のスタッフとの連携や指導など行う業務は多岐にわたります。

周囲の状況を把握・判断し、無理のないスケジュールを組み、必要な場合はそれを改善するという

臨機応変で柔軟な対応が求められます。

 

児童発達管理責任者になるメリットは、給料のアップです。

また、支援計画を立てる側の立場になることで、自身の経験や知識など今までに培ってきたものを

存分に活かすことができるため、仕事に対しより意義ややりがいを感じることができるでしょう。

なお現状、資格自体の取得が大変難しいため、もし取得できた場合、転職活動には大変有利になります。

実際に現在は資格を持つ人が少なく人材不足が続いており、求人は見つかりやすい傾向にあります。



まとめ

いかがでしたか?

障がい者福祉に関する仕事は近年需要が高まっている分野です。

児童発達管理責任者もニーズの高い状態が今後も続くと思われます。

実務経験と研修に時間がかかるため、資格の取得を目指す方は、できるだけ早めに準備をしたほうがよいでしょう。

 

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